2021年8月1日 / 最終更新日 : 2021年8月7日 hirotanvision 近畿日本鉄道

近鉄橿原線･奈良線大和西大寺駅

　奈良線と京都線･橿原線が平面交差する大和西大寺駅。当駅を介して大阪難波駅や京都駅、奈良駅、橿原神宮前駅の4方面へアクセスでき、奈良県内交通の要衝でもあります。近鉄車両の他、乗り入れ先の阪神電車や京都市営地下鉄の車両も頻繁に往来します。運が良ければ3社局の列車が並んで見られることもあります。当駅南東側に西大寺検車区が併設されている関係から始終着列車の設定も多く、一部時間帯では増解結も行われています。検車区に続く線路にはおびただしい数のポイントが敷設されており、線路を縫うように列車が往来する様子は当駅名物です。
　駅構造は島式3面5線の地上駅。特急列車を含めた全列車が停車します。当駅周辺は南北への移動手段が限られている状況が長年続いていました。駅東側の開かずの踏切を待つか、手前にある狭い地下道を通るか、入場券で駅構内を横断するか…。2020年には南北自由通路の供用が開始し、駅周辺の利便性が大きく向上しました。2060年を目処に当駅の高架化も予定されており、京急蒲田駅のような駅に変わるのかもしれません。
　当駅には詳細型放送が導入されています。到着時の乗換案内が入線する方面によって異なる点などが特徴です。当駅でよく見かける「入庫列車」でも、①当駅止で入線して西大寺車庫に入る場合=発車放送「電車が発車します」/②回送で入線して西大寺車庫に入る場合=発車放送「入庫電車が発車します」/③西大寺車庫に入らない回送=接近･発車放送「回送列車が…」と使い分けられています。男声放送のみ、2020年3月デビューの「ひのとり」に合わせて津田氏放送から樹リューリ氏放送に更新されました。更新前に録音した音声になりますが、大和西大寺駅の雰囲気を楽しんでいただけたらと思います。

収録情報

収録時期
2020年2月

収録場所
ホーム端スピーカーで録音（ガンマイク使用）

放送の順序
接近放送（到着1分前）→到着放送→発車放送

参考情報
1番･3番･6番のりば=男声放送 / 2番･4番･5番のりば=女声放送。スピーカーの高さは2.5mほど。音量は大きいです。ホーム西側はスピーカーが非常に高いため、ホーム東側での収録をおすすめします。終日にわたって駅員様による放送被りや列車走行音被りが生じます。綺麗に録音することはできないものだと思って臨んでください。

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