2021年12月2日 / 最終更新日 : 2021年12月2日 hirotanvision 富山地方鉄道

富山地方鉄道本線東新庄駅

　ひし形屋根の正面入口が特徴的な東新庄駅。改札口頭上に「定期券拝見」と色あせた案内板があり、駅舎の端々から昭和な雰囲気が漂います。
　駅構造は2面2線の地上駅。ホームは大きくカーブを描いており、電鉄富山駅の次駅-稲荷町駅に似ています。2番線の一部にリニューアルされた形跡がありますが、必要最小限の補修という感じ。駅の渋さをより引き立てていました。当駅には簡易放送が導入されています。音声からも感じるお手製感が駅に馴染みます。

収録情報

収録時期
2021年11月

収録場所
電鉄魚津駅よりスピーカーで録音（ガンマイク使用）

放送の順序
接近放送（到着2分前）

参考情報
スピーカーの高さは2mほど。音量はやや大きめです。周辺に主要道路等がないため、環境音を抑えて収録できる駅です。録音はできませんでしたが、両方面から同時に列車が到着する場合、「1番線、2番線両方面から列車が到着します」という主旨の放送が流れていました。この仕様の放送は電鉄魚津駅などにも導入されており、新黒部駅では乗車位置 / 英語放送も付随するみたいです。荻生駅では、駅リニューアルに伴って接近表示板と二点チャイムの簡易放送が導入されたそうです。地鉄の駅老朽化問題は大きな課題となっており、荻生駅式のリニューアルを今後行っていくのであれば当駅の放送も珍しくなるかもしれません。

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