JR北海道 札幌駅 コンコース放送

 けたたましいブレーキ音が駅構内に響く札幌駅。ほんのり漂うディーゼルの香りと、改札口で出迎え客と合流 / 見送り客と別れる旅客の姿が印象的です。ホームの薄暗さも相まって、新幹線が開業する以前の主要駅を見ているような感覚になります。
 駅構造は6面10線の高架駅。全ての列車が停車します。北海道新幹線札幌駅延伸を2030年度末目標とし、札幌駅でも具体的な工事が始まっています。2022年10月16日より、在来線1番線を関連工事のため閉鎖。新たに11番線を新設しました。駅ナカ商業施設パセオについても新幹線高架工事や在来線耐震補強工事の都合上、2022年9月30日をもって営業を終えました。新幹線開業までは工事進捗に合わせて動線が変わるものと思われます。
 当駅には優秀なコンコース放送が導入されています。日英両放送を基本形とし、特急列車に関しては細かい案内がなされます。当駅を発車する場合、乗り場案内(列車到着前) / 乗り場案内(列車停車中)/ 発車予告放送。当駅に到着する場合、到着放送 / 到着列車遅延放送 が用意されています。遅延放送に関しては5分単位で到着見込みを放送する形となっており、空港並みの出迎え客への配慮を感じます。その他にも、最終列車予告放送 / 最終列車発車予告放送 / 駅構内閉鎖時刻放送 / 改札開始時刻放送 / 運転見合わせ放送(発生時刻と見合わせ区間案内あり)など底なしに放送が用意されている上、一部列車名に関しては音声を合成して案内することもあります。

収録情報

  • 収録時期
    2022年6月

  • 収録場所
    コンコーススピーカーで録音(ガンマイク使用)

  • 放送の順序
    不明

  • 参考情報
    スピーカーの高さは3.5mほど。音量は大きめです。コンコース放送が流れるスピーカーは千鳥配置になっており、動線上にあることが多いです。私は東改札口付近で収録しましたが、日中は往来の妨げになる可能性があります。動線と時間帯を吟味して収録に臨んでください。放送のタイミングに関してですが、よくわかりません。一度録音し始めたら体力が尽きるまで収録することを推奨します。22時30分から23時00分にかけて全道からの特別急行が集結します。その時間の興奮は中々味わえないものがあります。
    【収録に要した時間】訪問回数=2回 / 累計収録時間=約9時間

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特急列車関連

凡例:○=フル収録 △=一部のみ収録(放送被りなどが原因) ×=未収録



最終列車関連

啓発放送関連

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