JR北海道 函館本線函館駅

 北海道と本州を結ぶ重要な役割を担っていた函館駅。1988年の青函トンネル開通までの間、東北本線青森駅~当駅までを結ぶ青函連絡船という航路が存在していました。高度成長期には1日30往復が就航するなど、北海道と本州間の移動需要の高まりが伺えます。乗客は徒歩で乗船する一方で、青函連絡船は貨車も載せて航行していました。「車両航送」と呼ばれ、1階部分には鉄道車両をそのまま船内に格納できるよう線路が敷設されていました。15トン積み有蓋車で48両ほど積載可能だったそうです。車両航送の輸送効率は大きく、北海道の水産業に大きな影響を与えたとされています。現在、函館駅側には「摩周丸」が、青森駅側には「八甲田丸」が展示保存されています。
 駅構造は頭端式4面8線の地上駅。北斗星やトワイライトエクスプレスなどの寝台特急列車が発着していた関係から、ホームが非常に長いのが特徴です。当駅には自動放送が導入されていますが、2018年頃に合成音声化されました。同様の合成音声は稚内駅でも使用されているそうです。接近放送と発車放送に英語放送が付随します。JR北海道と道南いさりび鉄道では到着放送の文言が異なります。「北斗」などの特別急行列車発車時には発車メロディ「旅立ちの鐘」が流れます。

収録情報

  • 収録時期
    2021年7月

  • 収録場所
    ホーム端スピーカーで録音(ガンマイク使用)

  • 放送の順序
    接近放送(到着2分前)→到着放送→発車3分前放送→発車放送

  • 参考情報
    全て女声放送。スピーカーの高さは3mほど。音量はかなり大きいです。夜間配慮音量の設定はありませんでした。近隣に幹線道路や踏切などがないため、環境音を抑えて収録できる駅です。駅員様との被りもほとんどありませんでした。収録したのは7月でしたが、現地はとても寒かったです。道外の方は収録の際、防寒対策にお気をつけください。

音源等の使用について

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※北海道新幹線-木古内駅(こちら)に掲載されています。
※函館市電-函館駅前停留所(こちら)に掲載されています。

各種放送

凡例:○=フル収録 △=一部のみ収録(放送被りなどが原因) ×=未収録




関連画像

当駅の風景や各種設備の画像を掲載しています。画像をクリックすると拡大画像を別窓で表示します。

駅外観

駅名標

券売機

在来線運賃表

新幹線運賃表

ホーム設置電光掲示板(日本語)

ホーム設置電光掲示板(英語)

改札口設置電光掲示板

キハ40 道南いさりび鉄道山吹色

キハ40 JR北海道色

全景 2番のりばホームから

全景 摩周丸

摩周丸 線路敷設部見学モニター

関連動画

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